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もふもふ朗読のうぇぶろぐ

放送に関することとか、他朗読者さんたちとの馴れ合いなど。

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  • 01/25/07:39

声分け法

もふもふ流声分け法
つまり、悪法。

僕の声わけは、ほとんど「雰囲気」とか「口調」とかで区別しません。
なぜかって?
それは頭を使うから。
その上、微妙な加減だから、集中力も必要だし。
喜怒哀楽が加わると、センスが必要となるし。
だから自分は「声質」に重点を置いて区別しております。

それでは、簡単に紹介を。


まずは「音程」
「高い」、「低い」、「普通」の三種類。
「普通」は自分の地声に近い声で「高い」「低い」はそれ以外。
単純な高低の場合。これは結構簡単に分けられます。
でもこれだと、うまくやっても「男1」「男2」「女1」くらいしか分けられません。
これ以上の人が登場する場合、(登場人物三人なんてほとんどないし)ほかにも「癖」をつけたりと小細工が必要になってくるわけです。
しかし、癖を付けずに高低だけで表現する声分けは、簡単かつ、のどの負担が少ないため、主要人物とかに当てることおおくて、よく使います。
また、地の文も、主観が男か女かでも声を分けることがあるので、そういうときにも癖を付けない声を使います。


次に癖を付けていくわけですが。これは説明が少しだけ厄介です。
あと、「鼻にかける」とか「くぐもらせる」とかは、上の音程にかかわらずできますが。
「掠れさせる」とか「ドスをきかせる(もふもふ用語)」とかは低い声限定になるとかの制約があったりします。
以下に列挙して説明していきます。

「鼻にかける」
要は、鼻から空気を抜かないようにして声を出すこと。
鼻づまりのときとかに声が変わるのとかがまさにこれで、結構簡単、かつ特徴的な声が出るので便利。
高低とあわせれば二倍になる計算だけど、あまりにも個性的過ぎて実際は二人くらいしか増えない。
あと、自分がこの癖をつけると「若い男」っぽい印象になるので青年少年ショタっ子とかに当てることがほとんど。
青年の声の場合は、ちょっとかっこいいキャラに当てることが多い。
実は朗読スレのご主人様こと、ほっしーの声まねをしようとしているときに発見した方法。
とはいっても、朗読中にまねしろと言われてもかなり困ります。

「くぐもらせる」
いわゆるピザ声。
あごを閉めて動かさないようにしたり、口をすぼめたり。とにかく、声の通る道を狭く狭くするように意識する。
結構簡単。高低使い分けられるので3人増える計算になる。しかし、ピザってそうそう出てこないので、1作品に一回使えればいいほう。
どうせピザなので、呼吸音とかをもりこんで、どんどんキモく心がけるところが味噌。
だとおもっているけれど。元から僕の放送はブレスノイズが激しいので、三段論法で「いつもキモい」ということになってしまう。

「掠れさせる」
これは先ほど言ったとおり、低めの声限定。おじいさんおばあさんとか、瀕死の重傷とか、そういうイメージ。
声帯に、細かい振動を意識的に加えて、掠れてるっぽさを出す。コツは、のどに力をこめること。
あとは、バイオハザードとかのゾンビ声をイメージして、その声を維持して喋るとか。いろいろ方法はある。
普通+掠れで「おばあちゃん」、低い+掠れで「おじいちゃん」が実装可能なはずだけど、掠れ自体難しいせいもあって、「おじいちゃん」はともかく「おばあちゃん」はいまだにしっくりくるものを見つけられない。
あと、喉への負担が大きい。
あまり多用すると、すぐに喉がつぶれてしまうので、どうしても主要キャラクターには使えない。

「ドスをきかせる」
これはほとんど造語。というか、うまい表現が見つけられなかったので当ずっぽうですが、つまり、声を渋めに調整する・・・。ってことかな?
掠れさせるのと近い。同じように声帯に振動を意識的に加える。ただし、周期的に破裂音に近いノイズがのるようなイメージの低周波で。掠れさせるのよりは弱めに喉に力を入れるのがコツ。
低い声限定だから、一人しか増えない計算だけど、喉に加える振動を微調整すると、実はもう少し増やせる。
これも、掠れさせるほどではないけれど、喉に負担がかかる。


ほかにも「響かせる」とかあるけれどこれはまだ開発中なので、癖は以上です。
しかしまだ他にもあります。
最初にあげた「口調」とか「雰囲気」とかの領域です。
本来は避けて通りたい道ですが、大げさに分ければそれでもまだやっていけるということで使っています。

「声の張り」
張り上げるか、控えめにするか。
これは簡単ですし、要は音量の違いなので楽。
といっても、地の文と台詞の区別に使っているので、使いようがないし、声の張りで声分けすると、感情の表現で後悔しそう。

「色っぽく」
いやーん、うっふーん、あっはーん。とか。そういうイメージ。女声やる場合は、大体これをつけるので、僕の朗読の女性キャラは、媚び媚びしててうざったいと感じる人もいるかも。
それ以前に、ただのオカマ声という考え方もある。

「歌うように」
じまんぐさんに感化されて、まねしたときに気づいた方法。
とにかく、大げさに、表情豊かにする。
これを使うと、胡散臭い声になって、高い声と低い声で分ければ二人増える。

まあこういった具合に分けて、他にもいろいろ癖の付け方を模索いるわけですが、あまりレパートリーが増えても、多すぎて逆に混乱しそうで怖いですね。
団子姐さんが以前に書いたブログでもあるとおり、やっぱりなりきるのが一番重要です。
また、キャラクターのイメージと合った声をあてれば、声とキャラクターを関連付けるのも簡単になります。
何より楽しんでやれば苦になりません。
皆さんも朗読スレで小説とか朗読して、声分け楽しみましょーう。
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